院長のブログ




院長より皆様へ
院長 土居潤一

●本当にいい歯医者さんって何だろう!?

 さて、突然の質問ですが、みなさんにとって「いい歯科医院」とはどんな病院ですか?痛くない・やさしい・家から近い…。

 これらもとても大切なことですよね。ですから、私たちも全力で取り組んでいます。しかし、本当の「いい歯科医院」は、これだけでは十分ではないと私たちは思っています。

 どんなに痛くなくて、どんなに便利な歯科医院でも、それは「そのときだけの良さ」でしかないと思います。本当に私たちが目指しているのは「すべての患者さんが、一生自分の歯でおいしく食事できるように、できる限りのサポートをすること」だと考えています。

●自由に食べられないことの悲しさ

 「食べる」という行為は、とても大切な生きる楽しみの一つだと思います。もし、固いものが食べられなくなってしまったり、味がしなくなってしまったら、これほど悲しいことはないと思います。

 「食べたいものを自由に食べて、よりよい人生を送っていただきたい!」
すこし大げさかもしれません。しかし、私たちはそのような気持ちで、皆さんの歯を一生守っていくお手伝いをしたいと心から考えています。これは私たちスタッフ全員にとって、大切な仕事のやりがいでもあります。

●歯を守るために大切なこと

 しかし、歯を守るといっても、どうしても私たちだけの力では限界があります。やはりいつまでも歯を守っていくためには、皆さんが少しでもご自身の歯に関心をもっていただき、治療の方法や、日ごろのケアにも気をつけていただく必要があります。

 そのため、私たちはできるだけ皆さんにご自身の歯について興味をもっていただけるように、ご自身のお口を確認しながら、現在どうなっているのか、また、将来どこにどんな不安があるのかをご説明していきます。

 さらに、治療に関しては、再発リスク・耐久性・身体への影響・美しさなど、一般にはあまり知られていないような、さまざまな違いがあります。

 ですから、これらをできる限りわかりやすく説明させていただき、お口の将来や費用面などを考慮して、いろいろなご提案をさせていただきます。説明は何度でもさせていただきますので、じっくり考えていただき、十分にご納得いただいた上で治療方法を選んでください。

●私たちからのお願い

 このように、私たちの医院は多少説明が多いかもしれません。しかし「とりあえず今痛いところを治してそれで終わり。また悪くなったら通院」を繰り返していると、一生自分の歯でおいしく食事することがどうしても難しくなってしまいます。実際、いらっしゃるたびに悪化するお口を見ると、私たちもとても辛くなります。

 私たちが目指すのは「通院するすべての患者さんが、一生自分の歯でおいしく食事できること」です。そのために、多少の時間はかかってでも、最低限のご説明だけはさせていただきたいと考えておりますので、どうかご理解よろしくお願いいたします。
院長略歴
土居 潤一 (歯学博士)

岡山市生まれ
岡山県立岡山一宮高等学校卒
岡山大学歯学部卒
岡山大学大学院 歯学研究科卒
岡山大学医歯薬総合研究科 歯科保存修復学分野 助教(病棟医長)
独立行政法人南岡山医療センター 歯科医長
県立早島養護学校 学校医
どいデンタルクリニック開院

学会活動
・日本歯科保存学会
・日本全身咬合学会
・国際マイオドンティクス学会アジア会
                ・FCDC