院長のブログ




床矯正について
床矯正とは
 床矯正はワイヤーを固定する一般の成人矯正とは異なり、取り外しの出来る装置を使用して歯の移動を行います。
 開始時期については早いほど良く、永久歯の前歯4本が生えるまで(小学校1~2年)が勝負です。犬歯(3番目の歯)が生えてからでは床矯正の期間も費用も大きく変わってきてしまいます。

特徴としては以下の通りです。

  • 永久歯は抜歯しないことがほとんどです。
  • 毎日一定時間(14時間以上)装置を装着して自分でネジを巻きます。
  • 治療中装置を取ってしっかり歯磨きすることができます。


混合歯列期に行う床矯正治療は将来的に完成する永久歯列の結果を保証するものではありません。詳しくは、院長にご相談ください。
当クリニックにおける床矯正治療について
  • 当クリニックでは、4歳~10歳の乳歯列および混合歯列(乳歯と永久歯の混在した歯列)を治療対象としています。

  • 装置の使用期間の目安は約半年です。

  • 治療開始後は毎月来院をして頂き、装置の破損や適合状態の経過観察を行います。
    (調整料が必要になります。)

  • 特別な理由が無く、途中で来院が3ヶ月以上中断した場合は治療継続の意志が無いものとして一旦治療を終了します。
    その後治療を再開するにあたり、床矯正での対応が困難になった場合は矯正専門医を紹介させて頂きます。
    床矯正での対応を継続する場合でも装置の再作成が必要になる場合があります。

  • 経過観察を行う途中で口腔内清掃が不良な場合は注意を行います。注意が度重なった場合は治療を一旦中断する場合があります。

  • 装置の紛失や明らかな不注意による破損が生じた場合は装置作成費用を再度負担して頂きます。


その他不明な点がありましたら、院長までお問い合わせください。



費用の目安(別途、調整料が必要になります。)

(例1)乳歯列期(3~5歳)の反対咬合(受け口)の場合
診断料+拡大装置(上顎1つ)+リテーナー
105,000円


(例2)混合歯列期(6~9歳)の叢生(前歯の乱れ)の場合
(軽度)診断料+拡大装置(上下各1つ)+リテーナー(上下)
189,000円
(中程度)診断料+拡大装置(上下各2つ)+リテーナー(上下)
252,000円


調整料
月の初回
2,160円
同月2回目以降
1,080円

費用と期間については症例ごとに異なります。